政治や国(官僚)の忘れ物
テレビの報道によると、日本の
教育水準がどんどん下がっている
とか。一頃は、1位、2位であったいろいろな学力水準が、世界
から大きく引き離されていて、その原因は、どうも小泉政権以前
は、世界のトップを走っていた
児童生徒の学力も年を追うごとに
低下の一途を辿っている国連統計が出されていた。
ゆとり教育の名の下に、誤った政治政策や官僚政策が原因だ
と思うが、たとえば、子供達のゆとり教育ばかりに目を向けて、
教師達のゆとり養育には、一切目を向けなかったところに小泉改
革の誤りがあったのではないかと思う。
結果、
モンスターペアレントが突然、教育行政を攪乱したり、文
部省ヤ教育委員会の教師への締め付けが増幅されたりで、暇を持
て余した児童生徒は、自主
学習をするどころか、自己実現への努
力を忘れて、悪習や遊技や犯罪に手を染め統制のとれない小悪魔
となって行き、教育現場は修羅の場となったように思う。金だけ
が唯一の心のよりどころとなり、親たちガ
金儲けに翻弄される姿
は、勇ましくも見えたが、結果的には破滅への道を辿っていたの
である。
モンスターペアレントと言う番組をみたとき、私は、自ら「労働者」
と定義ずけた日教組の考え方を批判した。そして、労働者であれば、
労働者らしく十分は労働を提供して始めて報酬を得られるとして、
教師側も批判した。もちろん、国に弱腰のプチ官僚である教育委員
会も批判した。しかし、批判するだけでは事は解決しない。今回の
国連統計を見るに当たり、私の認識の甘さを痛感した。
どうして、政治や国(官僚)は、学級編成などに着手し、1クラス
15乃至20名程度で
運営をさせ、教師にゆとりを与えなかったのか。
そうすれば教師の数を2倍に増やせ付属職員も1.5倍ぐらいに増や
せ雇用促進を図れたし、クラス急増による
教室増設など、国の公
共事業など増えたと思うのだが、とにかく、小泉さんはアメリカ
の真似をして「小さな政府」を目指していたし、未来予測の出来
ない首相であったようだ。ちなみに私は、「小さな政府」論には
大反対である。
話は全く変わるが、政治や国(官僚)の政策が、企業中心に為さ
れていることには大いに憤慨せざるを得ない。政治や国(官僚)
は、国を構成する国民(抽象的ではあるが)一人一人を中心に政
治や国策を図るべきである。「企業があるから国民は、給与を貰
え生活していけるだ」という考えは間違いで、「国を構成する個
人個人が生活のために必要とするものがあるから、それらを提供
するために企業ができるのである」と言う基本原理を忘れている
のはとても悲しいことだ。資本主義への誤った理解が企業の倫理
観を破壊していく過程を、私たちは、バブル崩壊以来見続けてき
たにも拘わらず、そのことを反省しない。
私は、潰れる企業は「潰れても」全く構わない」と考えている。
そのために雇用破壊が起こっても、その雇用破壊を回復する裂く
が本来の政治の課題であり、経済の課題でもあるからだ。国の予
算はそのために使われるべきで、企業救済のためなどに決して使
ってはならないと思う。再度言うが、「潰れる企業は潰れても良
いのである」。なぜか。それは、国民の要求に適していない企業
だからである。
「農は国の基」という考えは優れて正しい。にもかかわらず、減
反政策や補助金カットなどにより、農業が衰退の一途を辿ってい
るのは見るに堪えない。
一番目をくけなければならない農業政策や教育政策を政治や国
(官僚)は、見て見ぬふりをしていることが、空恐ろしい。

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